2002/08/11(ル・グウィンの「ゲド戦記」を読む)
2004年 08月 19日
このところ、夢中になって4冊全部読んでしまった。ファンタジーなんて子供の本と思わないでください。人生の意味について深く考えさせられました。ゲドは影と戦うわけですが、私は、ここは単純に 影=病魔 ととらえて読みました。病気への対応の仕方を教えられ、勇気をもらいました。病魔から逃げていてはやられてしまいます。強い気持ちで病魔へ立ち向かっていくことで対等になることができ、病魔は自分自身でもあり、それと合一することで新しい人生が開ける。そう、取りました。これは、まるでコーピング・スキルではありませんか。4冊目の「最後の書」では第2の人生(セカンド・ライフ)ついて考えさせられました。
「言葉は沈黙に 光は闇に 生は死の中にあるものなれ。」
ル・グウィンの「ゲド戦記」を、病気の後遺症と戦う患者の必読書にあげたい読み終えたばかりの私です。
「言葉は沈黙に 光は闇に 生は死の中にあるものなれ。」
ル・グウィンの「ゲド戦記」を、病気の後遺症と戦う患者の必読書にあげたい読み終えたばかりの私です。
by satarou22
| 2004-08-19 10:49
| 2002年リハビリの日記