脳出血で倒れてから5年半。片麻痺は個性の一部になったようだ。今は、老をいかに生きるかに焦点が移っている。


by satarou22

2008年近況報告(2008年10月)

  残されし 生のロウソク 後僅か 弱気にならず 立ち向かうべし

★率直に言うと、今回はもう駄目だと思った。
車イス、寝たきり生活が脳裏にちらついた。
なんだか過去の話のように言っているけど、今も不安でいっぱいなのだ。
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  楽しんで 面白がって 悲しんで 今一瞬を 味わえればよし

★一瞬一瞬を精一杯味わって生きる心構えができているかどうか。
生命のローソク、いつかは燃え尽きる。そのことを意識して生きられるか否かだよね。
これからは終末医療(ターミナル・ケア)のホスピスにいると思って時間をいとおしんで生きていくさな。
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  晩歳を やりたいことに 打ち込める 何時逝こうとも 悔いなし我が身

★闘いながら命が終焉することを望む。鮭は産卵のため最期の力をふりしぼり河を上る。願わくば、卵を産んでから逝きたいかなあ。
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  富よりも 権力よりも 俺はこれ 人皆違う 人生の価値

★意味のある人生って何だ。人を思いのまま操れる権力を持つことか。人を睥睨させる巨万の富を築くことか。人生の価値は人によって違う。残された時間。人生をお金とか地位でしか判断できない人、過去の追憶や思い出の中で尊大に生きる人とはつきあいたくない。疲れるだけ。楽しい時間を共有できないものな。
金と権力の奴隷になって生きることよりも、自己を解放し人生の終焉の時期には、「俺の人生のコレ」に賭けたいものだねえ。


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北京オリンピックの2008年夏は、災難続き。

6月初旬、女房が壊れた。
仕事場で転倒して大腿骨頸部骨折。3か月の入院。

次に、パソコンが壊れた。
こまめに外部にバック・アップを取っていなかったので、書きためた大切なデータを全部、失う。
結構、ストレスになっていたようだ。

9月11日、私が壊れた。
40度以上の高熱が続き、へろへろの状態で救急車で東京厚生年金病院へ。
胆石の痛みもなく、なかなか病名が決まらなかった。その間、ずっと絶飲食。点滴の管を下げたキャスターとともに病院内をうろつき回っていた。
結局は胆のう炎との診断。
胆のう摘出手術、5日後に退院。

17日間の入院で身体のの方もすっかりなまってしまっていた。
今は体力と脚の筋力の回復にいそしんでいる。
が、思いどおりになかなか回復しない。
入院前の体力を10とすると、今のところは、6か7だ。
歩いていてもふらつく。
すぐに疲れて横になりたくなる。

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障害は不便なれども不幸じゃない。
不便に負けて心まで麻痺させちゃあ、いけないぜ。

幸せは獲得するものではなく感じるもの。
ないものを探して「不満の権化」になるよりも、現在あるものを堪能して「幸せの配達人」になる。
日々、生きていること、そのものを楽しむんでさあ。
幸福への近道はない。幸福そのものが近道なのさ。

歳をとれば、身体の自由のきかなく不安から逃れることはできない。
いずれそのときは必ず来る。
そのときのことをブルーな気持ちでとらえるのではなく、そのときまでをいかに楽しく過ごそうか、ピンキーな気持ちでとらえていくのが世過ぎの達人というものだろう。

引きこもりにもいろいろあるが、歳を取ってからの「独善への引きこもり」は、心しなければならない。
心を開き、柔軟な心の維持に努めよう。
心を開くのは易しくて難しい。

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胆のうを取ったとき、こんなでかい胆石も取った。
こんな石が、長い時間かけて身体の中に育つとは、不思議な感じ・・・
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by satarou22 | 2008-10-09 04:54