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脳出血で倒れてから5年半。片麻痺は個性の一部になったようだ。今は、老をいかに生きるかに焦点が移っている。


by satarou22

2005年6月

片麻痺は、個性の一部になった感がある。

スムーズに歩けないのは当然。
身体がすぐに疲れるのも普通のこと。
集中して物を考えられないのも当たり前。

それで落ち込むことはなくなったが、逆にこの慣れが問題かなと感じている。

疲れると、すぐ横になってしまう。その頻度が増えたかな。もう少し、我慢して、その間隔を伸ばすようにする努力が少しは必要かな。

ソファーから立ち上がるとき、結構大変だ。「よいしょ」と声をかけるくらいじゃすまない。かなりの心構えをして立ち上がる。2,3歩、よろけることもある。

歩いていて転びそうになって時々ヒヤッとする。
転倒は寝たきりへのショートカットと聞いたことがある。要注意だ。

「片麻痺のリハビリ」から「身体の老化をできるだけ食い止める、体力維持のエクササイズ」へと視点が変わってきている。
リハビリテーション。社会生活に復帰できるように精神的身体的訓練と治療行うこと。
脳卒中後遺症患者としてより体力の衰えてきている老人として自分をとらえるときかな。
リハビリって言葉が、もう現状に適していないかな。
運動も老化防止を一番に考え直すときがきているかな。
やることは大きくは変わらないとは思うが。

目の方は相変わらずだ。
光がまぶしくて、つば付き帽は手放せない。
私のトレードマークさ。帽子で精一杯おしゃれをしてやるか。
by satarou22 | 2005-06-02 06:18 | 2005年以降のリハビリ記